車検前に簡単に車高が変えられる!シャコタンに乗りたいけど車検が…っていう人におススメの車高調とは?



車高を変えてしまうと

 

 

よくネットの質問コーナーでこんな質問があります。「車検に行ったら車高チェックにひっかかりました。どう対応すればいいでしょうか?」実際には、車高で一番低い部分(腹下)のマフラー部の高さが9cm未満であれば車検に通らないという例もあります。

 

ビルシュタインの車高調を入れる人などは多いですが、フロントはネジ調整式で車高を上げて戻せても、リアが固定式だとサスペンション自体を純正に戻すしかないかもしれません。

 

例えば、スプリングを現状よりも20mm以上自然長が長いスプリングに変更すれば、車高は上がるでしょう。しかし、ショックアブソーバが伸びる側に20mm以上もオフセットされた状態に不自然な状態になってしまいます。

 

更に、作業は非常に大変です。ショック&アブソーバを分解する必要があり、スプリングコンプレッサーでかなり縮めなければなりません。作業自体も危険です。つまり、スプリング交換の作業は大変手間がかかるということで、スプリングとショックアブソーバのAssy交換の方がいいかもしれません。結局、ノーマルショックとスプリングAssyも持っていないといけないのです。

 

こうした車高調は、車高や乗り心地を任意で変更できる点から、ドレスアップ方法としてやっている人も多いでしょう。それでも車高調は単に取付ければいいというわけではなく、構造や特徴を把握した上で、そして車種に適した調整方法をする必要があります。

 

また、車検では検査官によっては サスペンション改造と見なすクルマは、例え1cmだけのダウンでも構造変更届が必要になる場合もあるのです。